むか~し、むかし。
あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
心のやさしいおじいさんは、一羽のスズメを飼っていました。
おばあさんに舌を切られたスズメをさがして、スズメの家に行った帰り、
帰ろうとすると、スズメたちは大きなつづらと小さなつづらを持ってきました。。。
「おじいさん、大きなつづらと小さなつづら、おみやげにどちらか好きな方を持っていってくださいな」
スズメたちが、言いました。
おいおい。
なんの話してんねん・・・
本日は、舌切り雀のお話ではなく、
水栓トイレのタンクの中。それもINAXのタンク限定でのお話です。
上の画像の水色で囲まれた黒いゴムの玉と、玉に付いているチェーン(玉鎖) をフロートゴムと呼びます。水洗トイレの下部に取り付けられていてタンクの中の水を止めておく役目をしています。
玉鎖がロータンク側面にあるレバーとつながっていて、レバーをひねると、フロートゴムが浮き上がって、浮き上がっている間だけ便器に水が流れ込み汚物が流れる・・・
・・・っていうのが、水洗トイレの大ざっぱな仕組みです。
先にも書いた通りこのフロートゴムは INAX のトイレ専用です。
TOTOのトイレの物は形が異なります。
また、TOTOでも、以前のタンクは補修部品がある程度共通化していて、画像のような汎用の部品が色々な所で手に入りましたが、最近のタンクは、汎用品ではなくメーカーの純正の部品を取寄せないと直すことが出来ないものも多いので注意が必要です。
フロートゴムが摩耗してくると、タンクの中の水を止めておくことができなくなり、トイレを使用していない時にも便器に水がチョロチョロと流れてしまうという現象が起こります。(フロートゴムの摩耗が原因ではなく、ボールタップの故障が原因の場合もあります)
・・・っで、
フロートゴムの交換ということになるのですが、ここで注意が必要になるのが、ゴムの大きさなのです。INAXのフロートゴムにはトイレの洗浄方式によって、大小2種類のフロートゴムが存在します。
便器やタンク品番から確認することもできますが、簡単なのは、これ。
タンクを上から覗きこんで、ストッパーよりゴム玉が大きいか小さいかです。。。
とりかえの際は劣化したゴム玉で手が真っ黒になりますので、ゴム手袋の装着をオススメします。
それと、もうひとつ大事なこと!!
プラスチック製のストッパーが経年劣化で非常にもろくなっていると思われます。不用意に力を加えるとポキッっと折れてしまいます。
これを折ってしまうと、サイフォン管ごとの交換が必要になり、非常にヤッカイです。
せまい場所での作業となりますので、お気をつけて~
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