JS様からのお問い合わせ
>調理室に TOTO さんの TKGG30E が付いています。
>混合したお湯をホースで引っ張って別のシンクに持って行きたいのですが、良い部品はありませんか?
はいはい~ ありますよ!!
カクダイさんの 自在パイプ切替弁 「9083」
これを使えば、水栓本体と吐水パイプの間で混合したお湯を分水することができますよ。
一件落着!!
すると、返信。
>あの~いくら締めても接続部から水漏れして全然使えないんですけど~
>ネジの部分に変な 切り欠き があって・・・
「へ ・・・ ?」
「何ですのん? 切り欠きって???」
JSさんのおっしゃっている意味がまったくわからず、何度かメールのやり取りをしてもラチがあかず、
「切り欠き」「切り欠き」と何度もJSさんがおっしゃるので、在庫のTKGG30Eを実際に開梱してみると・・・
実物を見てすべてが理解できました。
TOTOさん以外の水栓や、廃番になっている過去の機種も含めて、このような場所に切り欠きのある水栓を いこ屋店主 は初めて知りました。
カクダイさんの「9083」は平パッキンを利用して接続部を止水する形になっているのでこれでは水が接続部から漏れてきてしまいます。
(カクダイさん以外の他の部品もここの部分に使う分水関係の部品はほぼ全てが平パッキンを使用していますので、今回の切り欠きは非常にヤッカイです。)
TOTOさんに「この切欠きは何のために付いているのですか?」と聞いてみましたが、
「製造上の理由で・・・」ということで、特に何も役目を果たしているようではありませんでした。
今現在、切り欠きが確認できているのは TKGG30E 1機種のみです。
ひょっとすると、製造ロットによっても切り欠きのあるなしがあるのかもしれません。
どちらにしても、業務用厨房等で、吐水ネジに細工を加えなければならないような場合は注意が必要です。。。
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