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いこ屋店主の材料ノート

材料ノート

トイレのタンクの水が止まらへんのや・・・

2010年9月9日

お店にこられる水道屋さん。

「ボールタップ替えたのに、水が止まらんのや・・・(涙)」



古い水洗トイレのロータンク。
流してもいないのにボールタップから水がチョロチョロ。。。
当然ボールタップが故障していると思いますわね。。。

 

 

ところが、トイレのロータンク内のボールタップからの水漏れの原因はボールタップ自体の不具合だけではないのです。
もうひとつの水の止まらない原因は、イラストの青い部分の排水弁の半円型のところ。「フロート弁」の磨耗です。

 

 

ロータンクの内部は製造メーカーやトイレの形、生産された時代等で若干の違いはあるものの、主要な部品はボールタップと排水弁の2つです。手洗付、手洗無、サイホン式(補助水管付)、洗い落とし式(補助水管無)に関わらず、様々なタンクに対応できるボールタップもあります。フロート弁もすべてではないですが、色々な種類のタンクに合うものが出回っています。

タンクのフタを開けて中をのぞいた時、タンク中央のオーバーフロー管(細長い筒)から水があふれていたらボールタップの不具合。あふれていなければフロート弁の磨耗です。両方が原因となっていることもあります。

 

 

そうそう、タンクの中をさわる前に注意点を2つほど・・・
①止水栓を止めてから作業しましょう。止めていないと万一の時、エライ事になりかねません。。。
②ゴム手袋等の着用をオススメします。古いフロート弁を触ると、おててが真っ黒になって、なかなか落ちませんよw

もう少し詳しく聞きたいなぁとか、細かく聞きたいなぁ・・・とかいう方は  メールリクエスト からどうぞっ!!

 

 

・・・あ、無料ですよ。 一応念のためww

 

 

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つづき・・・ 4ブは1/2で15Aだけど、13は12.7でも15.88でもある??

2010年8月25日

先日のつづきです。。。
「4ブは1/2で15Aだけど、13は12.7でも15.88でもある??」の中の 「13は12.7でも15.88でもある」の部分です。

 

初回からヤヤコシイ話になってしてしまって、少々凹んでいますww
なんで我々の業界ってこんなヤヤコシイのでしょうね。。。

 

さてさて、12.7とか15.88とかいうと、銅管の外径の話なんですが、銅管は業界によって呼びが異なります。
我々水道の業界では15.88を「4ブ=1/2」と呼びますが、主に空調の設備を行う電気屋さんなんかは12.7を「4ブ=1/2」と呼びます。もともと銅管には「建築用銅管」と「空調冷媒用銅管」という異なった規格 の銅管が存在し、その呼びが異なる為に起こった事のようなんですが、水道屋さんはもちろん、電気屋さんの出入りもある いこ屋店主 のお店では、何がなんだか分からないような状態がしばしばおきていますorz…

 

 

塩ビ管の「13」という呼び方も混ざってしまって・・・

お客さん:「おう!銅管の13のエルボ10個くれ!!」
店員さん:「13っていうと。。。」
お客さん:「4ブのエルボよ4ブ!!」

っで15.88のエルボを出すと・・・

 

 

お客さん:「ちゃうわこれ!!デカイやんけ アフォ!!」
店員さん:「・・・(涙)」

 

 

みたいなやりとりがチョコチョコと・・・w
みなさん、お願いですから、銅管のサイズは 12.7ミリ、15.88ミリ、22,23 ミリ というふうに外径寸法で発声しましょう。。。

 

 

 

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4ブは1/2で15Aだけど、13は12.7でも15.88でもある??

2010年8月6日

記念すべき第一話。何を書こうかと迷いましたが、上記のタイトルで・・・
「4ブは1/2で15Aだけど、13は12.7でも15.88でもある」

 

いきなり、なんのこっちゃ?? 訳がわからん・・・
なんて言わないでおつきあいください。

 

これは、配管の呼び径のことなんです。
配管のパイプにはさまざまな寸法のパイプが存在します。そして我々はそれらのパイプを「呼び径」で呼びます。「呼び径」であり「実寸」でないところがミソなのです。つまり、だいたい同じ程度の太さのパイプはみんな同じ呼び径で現わされるのです。

 

呼び径には2通りあり、ミリ換算の呼びとインチ換算の呼びがあります。この2つをわかりやすく区別するため、ミリ呼びには末尾に(A)を、インチ呼びには末尾に(B)の符号をつけます。15A,20A,25A・・・ってやつと、1/2B,3/4B,1B・・・ってやつです。

 

インチ換算が存在するのは明治時代にヤードやポンド法のイギリスから工業技術が導入された歴史的背景の為だそうです。
ミリ換算が存在するのは設備業界ではない建築業界で使われる鋼管が管の外径を基準にミリ換算で呼ばれる為だそうです。

 

・・・ところで、1インチは25.4mmです。でも1インチの鉄管の外径は34mm、内径は27.6mmで25.4mmではありません。なんでこんなことになってしまったのでしょう?
昔の鉄管は実際に内径が25.4mmであったそうです。技術の進歩で管の肉厚を薄く均一にできるようになったのですが、ネジを切る必要がある為に外径は変えられない。そこで、外径を変えずに内径を大きくしたからこんなことになってしまったのです。

 

さらに、そこに日本の尺勘法がからみます。(書いている自分もイッパイイッパイになってきましたw。。。)
1尺は10寸で30.3センチ。1寸は10分で3.03センチですので「1分=約3ミリ」となります。
先にも書いたように1インチは25.4mm。これをだいたいで「1インチ≒24mm≒8分」として、
「6A=1/8B=1分」
「8A=1/4B=2分」
「10A=3/8B=3分」
「15A=1/2B=4分」
「20A=3/4B=6分」
「25A=1B=8分」 (8分という言い方はしませんが・・・)


ということになります。

 

 

 

ふぅ~。。。
ここまで書いて、書いている本人も分らなくなってきました。orz
しかし、まだお題の半分で「13は12.7でも15.88でもある」が残ってる…..

つづきは次回で。
いきなり初回からしり切れトンボだな・・・

 

 <参考文献 TOTO施工テキスト 配管材料の基礎>

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