「あかん。。。水栓替えたら、いきなり ド~ン や・・・(涙)」
「何なん?あの ドーン って音?? 壁の中で誰かイヤガラセしとんのか??」
とか、
「ワシ、ボイラー替えただけなんやで。なんで ド~ン ていうねん??(涙)」
とか、
「電気屋が洗濯機替えたら、いきなり ド~ン や。。。 ワシ関係ないやん(涙)」
みたいな。。。
この ド~ン って音。
ウォーターハンマー現象 といいます。
水撃作用 ともいいます。
配管の中を高速で流れる水が水栓やバルブで急に止められてしまった時の衝撃音なんですね。。。
以下、 Wikipedia より引用---------------
水撃作用(すいげきさよう)またはウォーターハンマー(英: water hammer)とは、
水圧管内の水流を急に締め切ったときに、水の慣性で管内に衝撃と高水圧が発生する現象である。弁の閉鎖や配管の充水時、ポンプの急停止といった急激な圧力変化によって生じる。
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この ウォーターハンマー現象。水を止めたら必ず起こるというものではありません。
水圧、流速、配管の長さや勾配や曲がり、固定金具の位置や数等 さまざまな状況がからみ合って発生します。
ですので、宅内の水栓や器具を少しさわっただけで、今まで大丈夫だったのに、急に鳴り出すこともあります。鳴ったり鳴らなかったりすることもありますので、気味が悪いとおっしゃられる方もおられます。
そして、配管接合部へのダメージ蓄積につながる事にもなり、漏水事故につながる危険性もゼロではありません。
そんな ウォーターハンマー現象。対策としては、
・水圧を下げる。
・流速を下げる。
・配管を見直す(口径や固定金具等)
などが有効な手段となります。
しかしながら、家全体の水圧を下げたり流速を制御する事は容易ではなく、
原因箇所が壁裏等で固定金具の増設も不可能といった事も少なくありません。
そこで、試してみたいのが 水撃低減器 です。
配管途中にチーズを刻んで取り付けることのできる大型の物や、
器具の近くに省スペースで取り付け可能なも物、フレキシブル型 で施工性の良い物など、いろいろな形状の物が存在します。
ただ、残念ながら必ず効果があるというものではないのです。
先にも書いたとおり ウォーターハンマー現象 は水圧、流速、配管の長さや勾配や曲がり、固定金具の位置や数等 さまざまな状況がからみ合って発生します。
水撃による衝撃音は、配管の支持方法、共鳴、建築構造の要因から 水撃暖和器 を設置しても解消されないことがあります。
・・・っということで、取り付けてみないと効果の程は分からないという、業者泣かせな 水撃低減器 なのですが、
いこ屋店主 の今までの経験上、「原因箇所に近い場所に取り付けると効果が高い」 ようです。
ウォーターハンマー現象でお困りの方、ぜひ一度 水撃低減器 をお試しください。
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