水道屋さんなら必ず使ったことのある塩ビパイプの接着剤。
一口に塩ビパイプの接着剤と言いましても、VP・VU用、HI用、HT用 などなど、管種によってそれぞれに合った種類の接着剤が存在します。
塗り忘れを防止したり、接着済であることを目視で確認できるように色のついた物もあります。
どの種類の接着剤においても注意しなければならない一般的な使用の際の注意点といたしましては、
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・接着剤を塗布する前に接着面についた砂、土、水分等をキレイに拭き取っておく。
・接着剤の塗布は継手の内面、外面の順に均一に手早く行う。
・挿入後は荷重をかけたまま戻らなくなるまで一定時間保持する(パイプは、ねじらずにまっすぐ挿入する)
・はみ出た接着剤はウエス等で拭き取る。
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・・・っといったところでしょうか。。。
水道快適でいこ屋! の 実店舗の接着剤の品揃えはこんなカンジ・・・
職人さんによって、好み なんかもありまして、けっこうな種類です。。。
この中で、質問が多いのは、「NO.73S と NO.75S の違い」です。
先程、接着剤は 管種 によってそれぞれに合った接着剤が存在すると申し上げましたが、じつは 口径 によっても より使いやすい接着剤 というものが存在するのです。
NO.73S と NO.75S の違い・・・
この2種類の接着剤、使用できる管種は VP、 DV、VU と同じなのですが、「粘度」 が異なります。
毎日接着剤を使用している職人さんなら、使ってみると違いがよく実感できると思うのですが、標準的な NO.73S に比べると NO.75S は 低粘度。つまり ”シャバシャバ” なんです。
”シャバシャバ” つまり、 ”溶剤の含有比率が高い” → ”より早く乾く(揮発)する” ってことで、NO.75S は 小口径 のパイプの接合に適しています。
宅内 小口径の配管が メイン のお客様が多い 水道快適でいこ屋!
標準的な NO.73S はもちろんたくさん売れますが、NO.75S をご愛用くださる職人さんも増えてきています。
逆に 大口径の接着には、高粘度でタレにくくゆっくりと乾く 「高粘度遅乾性」 の接着剤というものが存在します。
また、パイプの挿入の深さを正確に確認するために、 継手の差込長さを罫書く事のできる、差込長さマーキングゲージ というものも存在します。
う~ん!
たかが 接着剤。されど接着剤なのです。。。
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