記念すべき第一話。何を書こうかと迷いましたが、上記のタイトルで・・・
「4ブは1/2で15Aだけど、13は12.7でも15.88でもある」
いきなり、なんのこっちゃ?? 訳がわからん・・・
なんて言わないでおつきあいください。
これは、配管の呼び径のことなんです。
配管のパイプにはさまざまな寸法のパイプが存在します。そして我々はそれらのパイプを「呼び径」で呼びます。「呼び径」であり「実寸」でないところがミソなのです。つまり、だいたい同じ程度の太さのパイプはみんな同じ呼び径で現わされるのです。
呼び径には2通りあり、ミリ換算の呼びとインチ換算の呼びがあります。この2つをわかりやすく区別するため、ミリ呼びには末尾に(A)を、インチ呼びには末尾に(B)の符号をつけます。15A,20A,25A・・・ってやつと、1/2B,3/4B,1B・・・ってやつです。
インチ換算が存在するのは明治時代にヤードやポンド法のイギリスから工業技術が導入された歴史的背景の為だそうです。
ミリ換算が存在するのは設備業界ではない建築業界で使われる鋼管が管の外径を基準にミリ換算で呼ばれる為だそうです。
・・・ところで、1インチは25.4mmです。でも1インチの鉄管の外径は34mm、内径は27.6mmで25.4mmではありません。なんでこんなことになってしまったのでしょう?
昔の鉄管は実際に内径が25.4mmであったそうです。技術の進歩で管の肉厚を薄く均一にできるようになったのですが、ネジを切る必要がある為に外径は変えられない。そこで、外径を変えずに内径を大きくしたからこんなことになってしまったのです。
さらに、そこに日本の尺勘法がからみます。(書いている自分もイッパイイッパイになってきましたw。。。)
1尺は10寸で30.3センチ。1寸は10分で3.03センチですので「1分=約3ミリ」となります。
先にも書いたように1インチは25.4mm。これをだいたいで「1インチ≒24mm≒8分」として、
「6A=1/8B=1分」
「8A=1/4B=2分」
「10A=3/8B=3分」
「15A=1/2B=4分」
「20A=3/4B=6分」
「25A=1B=8分」 (8分という言い方はしませんが・・・)
ということになります。
ふぅ~。。。
ここまで書いて、書いている本人も分らなくなってきました。orz
しかし、まだお題の半分で「13は12.7でも15.88でもある」が残ってる…..
つづきは次回で。
いきなり初回からしり切れトンボだな・・・
<参考文献 TOTO施工テキスト 配管材料の基礎>
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