2019年 4月 に新しく発売となった、TOTOさんの新しい混合水栓 GGシリーズ。
代表的な三種類は、壁台付きのシングルレバー水栓の TKS05301J と 壁付きのシングルレバー水栓の TKS05311J そして 壁付きのサーモシャワー水栓の TBV03401J。
水栓ヲタクの いこ屋店主。
新しい水栓が発売されますと、色々と細かなところが気になるわけです。
初入荷の壁付きのサーモシャワー水栓の TBV03401J を早速開けてみました。
ご開帳の儀~!!
「細いな~!!」っていうのが第一印象です。
無駄な凹凸をなくしたシンプルなイメージになりましたね。。。
実際に箱を開けてみて初めてわかったのですが、
実は今回のこの水栓には、知っておかないと現場で困る大きな仕様変更があります。
知っておかないと現場で困る大きな変更点、まず1つ目は「クランクナット」です。
オスメスが逆なのです。
現在市場に出回っている壁付けの混合水栓は、TOTOさんの製品以外の物も含めて、ほとんどが、
本体側=オスネジ
クランク側=メスネジ なのですが、
TBV03401Jを代表品番とする、今回発売の壁付きの サーモスタット水栓のみが
本体側=メスネジ
クランク側=オスネジ なのです。
しかもネジ径は、今まで TOTOさんが使ってきた独特の「W28山18」ではなく「G3/4」です。
水栓取替で、現場のクランクを流用して TBV03401J を・・・
なんてことはできなくなりますので、是非憶えておいて下さい。
ちなみに、壁付きのシングルレバー水栓の TKS05311J は今までどおり、
本体側=メスネジ、クランク側=オスネジ で ネジ径は 「W28山18」です。
クランクナットについての詳しい記事はこちらを御覧ください。
↓↓↓
G3/4ネジとW28山18ネジ。ヤヤコシイんやわっ!!
そして、知っておかないと現場で困る大きな変更点、2つ目はシャワーエルボです。
取り外し方は90度回してまっすぐに引っ張る。今までのシャワーエルボと変わりません。
しかしながら、ネジ径が異なります。
今までのシャワーエルボ「THY730」のネジ径は「W24山20」(TOTO太ホース)
それに対して、今回のシャワーエルボは「G1/2」
LIXILさん(スイッチシャワー除く)や MYMさん、カクダイさん、SANEIさん と同じネジ径です。
TOTOさんのシャワーだからTOTOさん純正のホースで取替を・・・
なんて思っているとツボ踏みますww
THY730 とはカギ爪の形状も異なり、互換性はありませんので、念の為・・・
今までのTOTOさんのシャワーエルボについてはこちらを御覧ください。
↓↓↓
ねじ込み?カギ爪? TOTO シャワーエルボ THY730
・・・というわけで、かっこよくなった、TOTOさんのTBV03401J。
覚えておかなければならない重要な変更点2点。まとめると、以下のようになります。
水栓取替の際は、ぜひ覚えておいて、快適な水生活を!!
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